無職期間の話

この Blog の存在すら忘れていましたが、色々あって2023年7月から無職をしていました。

その期間の記録をここに残します。

 

無職になった経緯は色々あったんですが、ちょっと今書くには辛いので割愛します。簡単に言うと「鬱症状の悪化」です。

 

 

収入

無職で一番困るもの、それは収入がないこと。

そこは傷病手当金と貯金で補いました。

 

傷病手当金

傷病手当金とは、企業に所属している時に病気療養中の収入を支給するものです。最大で合計1年6ヶ月間、給料の6割の支給を受けられます。支給の条件などは各保険協会に依って違うと思われます。

また、これは退職してからでも同一傷病名の場合は継続して支給を受けることが可能です。私の場合は、無職になった時点で残り1年分ありました。

 

傷病手当金の支給申請は出来れば毎月行う必要があります。

会社に所属していれば医師にも書いてもらった書類を会社に提出しますが、無職の場合は医師と自分の記入だけで申請出来ます。提出先は所属していた保険協会です。

お金は大体申請から2〜3週で振り込まれていました。ちょっと手間ではありますが、6割あれば大体生きていけるので面倒くさがらずにやりましょう。

 

貯金

貯金というか、今すぐ使えるお金は3ヶ月分を確保していました。

傷病手当金も失業手当も申請から支給までタイムラグがありますし、後述の健康保険や年金でまとまった支払いが発生するので、これは無職になる予定がなくても確保しておいた方が良いですね。

無職をやって1年経ちましたが、まだ2ヶ月分くらいは残っています。

 

支出

たとえ無職・無収入でも支払うべきものがあります。

 

健康保険

社会保険を継続も出来るかと思いますが、保険料が高いので国民保険に切り替えました。退職後しばらくしたら支払いの書類が自治体から送られてくるので、粛々と支払います。

退職理由に依っては減免がある場合もあるそうなので、一度ハローワークで聞いてみても良いかも知れません。私はハローワークが遠すぎたので諦めてしまいました。

 

年金

これもまた自治体から支払い書類が来るので粛々と支払います。

自分が受け取る頃には… などと考えると悲しくなるので目をそらします。無いよりは良いものですし。

 

確定申告

年末に苦しむやつですね。でも無職なら大丈夫! そう! 収入がないから!!

なので経費計算とか要らないんです。マイナカードを使いこなせば税務署に行く必要もありませんでした。傷病手当金は税計算上の収入に入りません。

収入があるとまた違ってくるのだろうと思います。

 

生活

何にも縛られないので、いつ寝ていつ起きるのも自由です。

なので、本当に調子が悪い時はもうずっっと寝てました。動けなくて。動く気力すら湧かなくて。PCの前に座るのすら辛いので、スマホいじるばかりでした。

徐々に回復してきてからは昼前には起きて、朝になる前には寝るようにしていました。

少しでも日光を浴びないと滅入るばかりだったので、多少は日中に起きた方が良さそうです。

 

食事は疎かにすると弱る一方なので、1日2食でも良いので食べました。野菜を摂ることに意識を置いていました。

 

反省点としては、もう少し運動をするべきでした。

1日30分の散歩でも良いので続けておけば、もう少し回復が早かったかなと思います。

 

良かったこと

回復するに従って、無職になる前の自分が如何にマズイ状態だったのかに気づけました。当時の上司や同僚に謝りたいくらいです。

本当に申し訳ありませんでした。

 

辛かったこと

社会は自分ひとり弾き出されても問題なく回るんだなぁと実感したのは辛かったですね。自分の居る意味は何だろうとか、今まで頑張ってきた意味は…とか。

あと、未だに電車に乗ることに忌避感があります。通院以外の外出も殆ど出来ていません。日常の徒歩圏内での買い物は問題なく行けています。

6月末のイベントに参加しましたが、何日も前から体調を整えて準備をし、自分を奮い立たせて出発しました。日時指定の前売り券でなければ行けてなかったでしょう。どうにか短時間だけ楽しみはしましたが、その後4日寝込みました。

行くことも出来ずに2度ほど前売り券を無駄にしたこともあります。

 

今後について

1日3時間、週3日で雇ってもらえることになったので、迷惑をかけながら頑張っていく予定です。私の状態については多分理解して頂いているので、駄目なら駄目でスパッと切って頂ける事でしょうw

 

まとめ

無職、怖くないよ。死ぬよりはマシだから、死ぬ前に一度無職になろう?

 

無職になるのが怖くて、必死でしがみついていた過去の自分に言ってやりたい言葉です。