企業と軍隊の相似性
「企業と軍隊って似てるんじゃない?」と思いついたので、
思いつくまま書いてみます。
軍隊に対する正確な知識までは備えておりませんので、
少々の間違いがある事はご容赦ください。
今回の考えは下記の鳴き交わし(?)を元にしています。
Togetter - 「杭と新卒と愛について鳴くカエル」
http://togetter.com/li/107553
まず、似ている点と異なる点。
- 似ている点
- ひとつの「目的」に向かって邁進する
- 集団行動が重要となる
- 個人の自由意志はある程度尊重される
- しかし、度を越した自由は全体の不利益を産む
- 異なる点
- 軍隊では下克上がありえない
(現代の軍隊なら完全年功序列って訳でもないだろうし、
下克上もあり得る?
なら、企業の新人教育に於いても、
軍隊式を取り入れる事が出来るのではないでしょうか?
極端に言えば、次のような区分分け。
- 一般社員(歩兵)
- 徹底的に反抗心を潰す
- 忠誠心を植えつける
- 命令は絶対
- リーダー(幹部候補生)
- 自主性を重んじる
- 反論を禁止しない
- 命令を鵜呑みにさせない
これを導入する事に依って、
出過ぎる「杭」となる幹部候補生は潰される事もありませんし、
企業は従順なコマと、将来のリーダー役の両方を確保出来ます。
…と、ここまで書いて気づいたんですが、
「超」大企業なら、既にやってそうですね…。
逆に、大企業でなくて、小規模な会社の場合、
これはこのまま、「少数精鋭」ですね。
攻殻機動隊の9課みたいな。
ただ、これで行くと
「歩兵」は今以上に「換えの効く人員」として扱われ、
ますます労働環境は悪化してしまいそうですね…。
この点はまだまだ考察する必要がありそうです。
尻切れトンボですが、この辺で。