知っておきたい日本の神様
2連続「知っておきたいシリーズ」。
読んだ順としてはこちらが先なのですが、
読了後 貸し出し中だったので、順番が前後。
- 作者: 武光誠
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: 文庫
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神社・神道の成り立ちと、神様の派生や系統を
代表的な神々について述べられています。
何故「天照大神」がトップになったのか、
古事記、日本書紀に登場しないが、
現在でも息づいている神様が何故存在するのか、
そこに見え隠れする政権側の意図が著者の考えを元に推察されています。
個人的には「天照大神」がトップなのが
どうにも腑に落ちなかったのですが、これで納得。
「やっぱりね」って感じでしたけどw
他に、「人」が神様に祭られた理由や、稲荷が多い理由など。
何となくしか理解してなかった部分の補完もできました。
ある程度神様の知識はあるけど、
もっと詳しく知りたい!という方にお勧めします。
内容が濃い上に文章が坦々としているので、
「ちょっと知っておくか」という程度で読むと、
良い睡眠薬になること請け合いですw